借金を自力で完済させるコツは?借金悩みを根本から解決するためにできること
今、借金を抱えていて日々の生活を存分に楽しめない方はいませんか?
「軽い気持ちでお金を借りたけど、返済のことを考えたら不安になる‥」「借金を完済したいけれど、何かコツがあったら知りたい‥」そんな悩みをもっている方達もいらっしゃるかと思います。
そこで本記事では借金に悩まされている方達に向けて以下をまとめました。
- 借金を完済するためには最初に何をしたらいいか
- 自力でできるだけ早く完済するコツとは
- 借金の返済中にやってはいけないNG行動とは
- 債務整理を行う基準とは
借金は普段の生活の見直しや、ちょっとしたコツで自力で完済することができます。
ぜひ本記事を読んで、借金完済の参考にしてみてください。
Contents
- 借金を完済するために最初にすること!まずは借金を把握することから
- 借金完済のためにまずは借金の総額を把握する
- 普段の生活の支出を把握して借金完済を目指す
- 今後の返済予定をたてると借金完済への一歩
- 自力でできるだけ早く借金を完済するコツ
- 借金完済のため日々の支出を見直す
- 借金完済のためには金利が高い業者から先に返済する
- おまとめローンを活用する(借金一本化)と借金完済しやすい
- 借金完済したいなら余裕がある月に繰上げ返済を行う
- 借金返済に困っても、やってはいけないことがある!借金を返せない状況になってもしてはいけないNG行動
- 借金完済したいからと言ってギャンブルや投資で借金を返済しようとしないで!
- 借金を借金で返済するのは避けて!借金完済が遠のく
- 借金完済したいならクレジットカードを使いすぎるのもNG!
- 借金問題を根本から解決したいなら、借金完済のため債務整理の検討を!
- 毎月毎月の返済がギリギリで辛い!生活が苦しい時
- 借金を返すのに、別にまた借金をして返済しているとき(自転車操業)
- 借金が年収の3分の1以上あるとき
- 借金は自力で完済できる!もし困ったら債務整理も検討しよう
借金を完済するために最初にすること!まずは借金を把握することから
借金を返済するためには、まずやるべきことがあります。
借金を早く返そうとすると、急いで深夜のバイトをいれたり身の回りのものをメルカリ等で売ってお金を稼ごうとする人もいますが一旦立ち止まってください。
借金を完済する方法は、お金を稼ぐことだけではありません。借金を完済する上で欠かせないことを解説していきます。
借金完済のためにまずは借金の総額を把握する
まずは自分が抱えている借金の総額を把握しましょう。一体いくらの借金があるかを把握しないと、いくらお金を稼いでも借金問題は解決しません。
今後いくらのお金を用意し、いつまでになら返すことができるのか見通しをたてるためにも早急に調べましょう。
借金の総額を把握する際に、金額以外にも、どこでお金を借りているのか。細かいところまで把握するようにしましょう。
参考:借金シミュレーター
普段の生活の支出を把握して借金完済を目指す
借金の総額がわかったら、次は自分の生活の支出を把握しましょう。自分は毎月何にお金を使っているかを把握することで、毎月いくらまでなら返済にあてらるかが分かります。
家賃や光熱費・携帯の通信代といった固定費や、食費・遊興費などの変動費をしっかりと把握しましょう。変動費の把握はめんどうですが、借金を完済するためにも頑張ってください。
改めて自分の支出を見直すことで無駄に払っていたお金がないかも確認することができます。
参考:家計管理シミュレーター
今後の返済予定をたてると借金完済への一歩
借金の総額と普段の支出を把握したら今後の返済予定をたてましょう。具体的には月々の返済金額を決めてください。
返済額が多いに越したことはないですが、今後の生活のことも考えて自分に合った返済予定をたてましょう。
自力でできるだけ早く借金を完済するコツ
借金がある生活は苦しく、早く完済したいですよね。少しでも早く借金を返済をするにはコツがあります。そんなコツについて解説していきます。
借金完済のため日々の支出を見直す
まずは日々の生活の支出を見直しましょう。
おすすめは固定費の見直しです。家賃や携帯の通信代といった固定費は一度見直しをすれば後は何もしなくて良くなります。いまは格安プランなどが充実しているので、ぜひ見直しをしてみてください。
日々の息抜きの遊興費もほどほどにして、できるだけ月々の返済にお金をまわせば借金は早く完済できます。
参考:固定費を節約する方法は?家計の見直しポイントを解説|mycard|三菱UFJニコス
借金完済のためには金利が高い業者から先に返済する
複数の業者から借金をしている場合は、金利の高い業者から先に返済するようにしましょう。
借金の返済には元金に加えて、利子を返済します。利子は借りた期間と業者が定めた金利によって決まります。利子を下げるには金利が低い業者からお金を借りるか、早めに借金を完済するしかありません。
少しでも利子を下げるために金利が高い業者から返済しするように心がけましょう。
おまとめローンを活用する(借金一本化)と借金完済しやすい
複数の業者から借金をしている人は、おまとめローンの活用もご検討ください。
おまとめローンでは複数の業者からの借金と、低金利の借金に一本化することができます。
借金完済したいなら余裕がある月に繰上げ返済を行う
月々の支出の見直しやおまとめローンなどで生活に余裕ができてきたら、繰上げ返済をご検討ください。
繰上げ返済とは毎月の返済とは別に、まとまった金額を返済する方法です。繰上げ返済をすることで借金の完済が早くなり、結果的に支払う利息を減らすことができます。
会社員の方は、ボーナスなどでまとまったお金が手に入ったときにご活用ください。
借金返済に困っても、やってはいけないことがある!借金を返せない状況になってもしてはいけないNG行動
これまで借金の返済のコツなどを解説してきましたが、返済中にやってはいけないこともあります。
そうならないためにも借金返済中のNG行動を理解し、普段の生活から気をつけるようにしましょう。
借金完済したいからと言ってギャンブルや投資で借金を返済しようとしないで!
ギャンブルやFXなどの投資は元本が保証されていません。
一攫千金を狙っても、ほとんどの場合お金を失ってしまう結果になるでしょう…。お金を増やすどころか、大金を失ってしまう恐れもあるので借金の返済中は地道にコツコツと返済を続けましょう。
ギャンブルをやめたいのにどうしても止めることができない人は、ギャンブル依存症の恐れがあるため、かかりつけの医師に相談してみてください。
参考:ギャンブル依存症ってどんな病気? – 依存症対策全国センター
借金を借金で返済するのは避けて!借金完済が遠のく
借金の返済日が近づいてきたけれどお金が用意できないからといって、新たに借金をするのは絶対にやめてください。
一時は借金返済の不安から逃れられるかもしれませんが、何も状況は変わっていません。むしろ借金が新たに増えて、完済が遠のき、余計な利子を払う羽目になります。
月々の返済額を無理に設定してしまうと、新たに借金をしないと返済できない状況になることがあります。
借金完済したいならクレジットカードを使いすぎるのもNG!
クレジットカードは手元に現金がなくても、買い物ができてしまいます。ほどほどの買い物なら問題ないのですが、過度な買い物はやめてください。
また、クレジットカードの性質上、翌月引き落としなので手元のお金の状況把握が難しくなります。
一枚のカードなら管理もそれほど難しくないのですが、複数枚のカードを使用すると管理が大変になり支出の把握が難しくなるので、できるだけ現金やデビットカードでの買い物をおすすめします。
借金問題を根本から解決したいなら、借金完済のため債務整理の検討を!
債務整理とは借金に悩んでいる人が、借金を減額して返済額を安くしたり、ゼロにしたりして借金負担を軽くできる手続きです。
ではどのような場合に債務整理を行うのか。債務整理をする基準について解説していきます。
毎月毎月の返済がギリギリで辛い!生活が苦しい時
生活の支出を見直し、無駄遣いも無くしたけれど、毎月の生活が苦しい場合は債務整理を検討しましょう。
すでに返済能力以上の借金をしている可能性が高いため、早めに債務整理を検討してください。
借金を返すのに、別にまた借金をして返済しているとき(自転車操業)
借金を新たな借金で返済しなければ追いつかないという場合は、かなり危険な状態です。多重債務に陥ると、借金まみれの生活が待っています。すぐにでも債務整理を行いましょう。
問題を先送りにして、支払う利子が多くなるだけなので、早めの債務整理をおすすめします。
借金が年収の3分の1以上あるとき
借金は年収の3分の1以上はできないようにするために、「総量規制」という制度があります。賃金業法で定められているものです。
参考:お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会
自分の借金額がやばいのか?を見極める一つの目安にしてください。
借金は自力で完済できる!もし困ったら債務整理も検討しよう
本記事では借金を自力で完済するためのコツや、債務整理を行う基準について解説してきました。
まとめると以下の通りです。
- 借金を返済するには、まず現状把握が大切
- 借金の総額・借入先・日々の支出の把握
- 生活の見直しのあとは月々の返済予定を決める
- 返済は金利が高い業者から優先して行い、必要であればおまとめローンを活用する
- 余裕があれば繰上げ返済をする
- 借金返済中はギャンブルやクレジットカードでの過度な買い物は控える
- 借金の返済で日々の生活が苦しかったら、債務整理を検討する
借金を抱えていて日々の生活を楽しめない人は多いかと思います。
自分一人で完済できるのか不安になることは当たり前です。しかし本記事のコツを継続的に行うことができれば、いつか完済することができます。
それでもどうしようもなくなりそう…すでに借金滞納をしているなどの場合は、すぐに債務整理を検討しましょう。司法書士や弁護士の力を借りて、スムーズに借金問題の解決に向けて動くことが大切です。
少しでも早く行動し、借金を完済させ日々の楽しい生活を取り戻しましょう。